2008年06月27日

姫路城の修理

〈2009/6/1 追記:最新の修理情報は【姫路城修理情報 一覧】コチラをご覧下さい〉

気の長い「平成の修理後、今後行われる《姫路城》の修理」のお話です
(現在の机上での話です、実際どうなるかは不明です)

1609年(慶長14)に現存天守が建てられてから400年間
修理工事を繰り返している《姫路城》
姫路城天守工事履歴(現存大天守の主な修理工事履歴)

1956~1964年(昭和31~39)に「昭和の大修理」が行われ
約50年後の今回「平成の修理」が行われます(2009~2014年)

そして、「平成の修理」から約50年後(2060年くらい)に
「○○の修理(仮称:A元号の修理)」が行われます
「A元号の修理」は、瓦が100年たっているので
瓦の総入れ替えになる可能性が高いそうです
(今回の「平成の修理」は瓦は葺き替えだけ)

「A元号の修理」から約50年後、「B元号の修理」と、様子を見ながら
「平成の修理」と同規模の修理を「約50年毎」に繰り返して行くそうです。


そして、計算では「昭和の大修理」から約250年後(2200年くらい)に
「昭和の大修理」と同規模の「解体修理(仮称:C元号の大修理)」を行うそうです。

「C元号の大修理」の次に行われる「解体修理」ですが年数が経つ程
次の解体修理までの期間が早くなって行くそうで(7割づつ早くなる)
(「C元号の大修理」の次は、現在の計算ではC元号の約175年後)


その後は100年毎の解体修理になるそうです

8世紀後半(770 ~780年頃)に建てられたと言われている
《唐招提寺の金堂》
100年毎の解体修理、その50年後に修理 という計画で修理工事を行っています。


《姫路城》も、まだまだ先の話ですが
「100年毎の解体修理」と「50年後の修理」を交代で繰り返しながら
後世に残して行くそうです。



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